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倉敷ホーリネスチャーチメンバー、s,o 師の証です

「主イエスはよみがえられた。」これがイースター(復活祭)のメッセージです。イースター、それは不思議な、そして私どもの胸を熱くする出来事です。
私どもの地域では(岡山県倉敷市)この頃、寒く暗い冬を抜け出します。枯れていたように見える野の植物も、冬眠を続けていた動物たちも、寒さの中で震えていた私共も、外に飛び出すようになります。生命の躍動もひしひしと感じるようになります。そこで、「主イエスはよみがえられた」と、何度も何度も喜びの中で口ずさみたくなるのは私だけでしょうか。決してそうではありません。誰でも声を合わせてこの不思議な言葉を語ることが許されているのです。

 ところで、このイースターの出来事とはいったい何なのでしょうか。もう既に気づかれていることと思います。それは聖書に書かれています。主イエス・キリストは十字架の上で苦しまれ、そして死なれました。主イエスと共にいた弟子たちはほとんどの者が逃げ去り、そこに取り残され、悲しみの中に打ちひしがれていた女の人たちが見守る中、主の体は確かに葬られました。

 そして三日目、日曜の朝、主は死の殻を破るようにして甦られたのです。誰も考えもしなかったことが起こったのです。主イエスと共に生きてきた弟子たちでさえ最初によみがえりの事実を信じることが出来ませんでした。しかし、確かに「主はよみがえられた」のです。
 「主がよみがえられた」ので私共は生きることが出来ます。人生のむなしさの中で、不条理とも思える隣人の、そして自らの死を目のあたりにして、その悲しみのただ中において、主イエス・キリストが共に生きていて下さるからです。主は、神を知らない、知ろうともしない私共の罪の結果として、私共に迫ってくる深い悲しみを、死の苦しみをこの私に代わって自らの体に負って死んで下さったのです。そればかりでなく死に打ち勝って下さったのです。この主イエスがいて下さるので、心は躍ります。胸は熱くなります。この暖かい春の日に、与えられた生命の息吹を喜びながら共に「主はよみがえられた」と叫びたいものです。
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